618日、成田空港からニューヨークに向けて出発しました。直行便ではなく、シアトル経由でニューヨークに入ることにしていたのですが…。シアトル行きの便がいきなり遅れて、当初予定していた乗り継ぎ便には間に合いそうもなく、(日本語で交渉できる成田で)乗継便を変更するというアクシデントにいきなり遭遇です。しかし、これは海外取材ではよくある話。仮に乗り継ぎ便に滑り込んだとしても、荷物が届いてないという経験をしたことがあるので、「とりあえずニューヨークに着けばいいや」と気持ちを切り替えました。

 

 そうして、ニューヨークのジョン・F・ケネディ空港に到着したのが18日の午後11時。成田を発ってすでに12時間以上経ってます💦 

 

さて、JFK空港で有名なのは評判の悪い白タクなんですが、ここで活躍したのが、今回の出張で初めて使った「Uber」です。このアプリ、日本では色々規制があって、あまりうまみがないという話なんですが、海外では正規のタクシーよりも運賃が安い、さらに指定の場所まで来てくれるということで、記者仲間の皆さんも利用しているのは知っていたのですけど、今回、初めて使ってみることにしました。

 

はい、これは便利でした。予約したタクシーの位置がわかるし、あと何分で着くかも日本語で知らせてくれます。さらにさらに何が良いって、ドライバーと話さなくていいこと。行き先は予約の際に伝えてあるので、乗るときに「ハロー」と言っただけです。途中、「ニューヨークに何しに来たの?」と聞かれたので、「NBAドラフトの取材だよ。八村塁って知ってる?」って答えたら、「いや、知らない。スポーツはほとんど見ないだ」とのつれない返事💦 そんなやり取りをしつつ、無事、タクシーはホテルに到着して、いよいよ明日から取材がスタートです。

 

 余談が長くなってしまいましたが、運命のNBAドラフトの前日、ニューヨーク、マンハッタンのグランドハイアットでドラフト上位指名が予想される選手たちの記者会見が行われました。今回の取材はここからスタートです。

 

 日本の報道陣の数の多さが現地でも話題になっていましたが、確かに多かったですね。特にテレビ局がNHKを含めて東京にあるキー局が全部来ていたので、クルーを含めるとそれだけで30人ぐらい。それに現地でずっと取材されているフリーのライターさんたちを含めて、50人弱が八村選手を囲みました。

 

多くの取材陣が囲む中、八村塁選手のドラフト前日会見がスタート

多くの取材陣が囲む中、八村塁選手のドラフト前日会見がスタート


「皆さん、アメリカにようこそ」と、八村選手の軽口でスタートした会見は30分の制限時間の中、前半が日本語のみ、後半が英語で質疑応答が行われました。NBAの広報担当もずっと張り付いているなど、ドラフト1位に候補のザイオン・ウィリアムソンにも負けないぐらいの待遇です。予定の時間はあっという間に終わってしまいましたが、後で知り合いのライターさんが言っていたのは、「ちょっと機嫌が悪かったかも」というものでした。ドラフトを前に八村選手もナーバスになっていたようです。

 

 今回、ニューヨークに行っている間、ずっとそうだったのですが、まるで日本の梅雨のように湿気が多く、時折激しく雨が降りました。在米のライターさんのほとんどがロサンジェルスに住んでいることもあり、ニューヨークの湿気には閉口していた様子でした。ご存知の方も多いと思いますが、マンハッタンと言えば激しい車の渋滞で有名です。空港からホテルへの移動で活躍したUbeも渋滞には勝てません。それに移動の時、いきなり強い雨が降ってきたので、渋滞はさらにひどくなってしまい、これはまいりました。

 

 土砂降りの中、何とかタクシーで会場に到着。マンハッタンの南、ブルックリンの対岸当たりのイーストリバー沿いにあるバスケットボールシティでNBAケアが行われました。びっくりしたのがこの会場、バスケットボールコートが7面取れるほどの広さがあること。そこに間もなくNBA選手になるドラフト候補生と、彼らからバスケットボールを教わる子供たち、さらにその親御さんたちでごった返していました。

 

バスケットボールシティはこんな感じ。この写真は一部だけしか写っていませんが、この左側にも4面コートがあります

バスケットボールシティはこんな感じ。この写真は一部だけしか写っていませんが、この左側にも4面コートがあります


 八村選手はバスケットとは別のエリアで、子供たちから選手たちに贈るメッセージを書いている女の子たちと一緒のテーブルにいました。八村選手はメッセージを書くよりも女の子たちとの会話を楽しんでいる模様。日本に弟1人、妹2人を残してきている八村選手だけに、子供たちとの交流で今回の取材であまり見られなかった笑顔を見せてくれました。

 

笑顔で子供たちと接する八村選手

笑顔で子供たちと接する八村選手


 その後はコートに移って、また違う子供たちとバスケットボールを楽しんだ八村選手。子供たちのシューティングのリバウンドを取ったり、シュート練習ではパスを出す役になったりと、ここでも交流を楽しんだ様子でした。

 

NBAケアでは子供たちのシュートをリバウンドしてあげる場面も

NBAケアでは子供たちのシュートをリバウンドしてあげる場面も


 八村選手の笑顔は次のイベント、サイン会でも何度も見られました。ニューヨークということもあり、日本人の方が多く参加したこのイベント。お子さんを連れてきた人も多く、八村選手の笑顔が増えた印象を受けました。

 

スポーツショップのサイン会でも笑顔を見せていました スポーツショップのサイン会でも笑顔を見せていました


午前中からの記者会見、午後のNBAケア、そしてサイン会とドラフト候補生、しかも1巡目指名が確実視されているだけに、NBAのイベントにフルに出席した八村選手。いよいよ、明日、運命のドラフトを迎えることとなります。