アルバルクをホームで観戦できるのはこの日が今シーズン最後となりました。


コロナ感染拡大により東京都に緊急事態宣言が発出された事により、4月25日日曜日以降の開催試合は無観客試合となり、アルバルクの残り試合の4/25秋田戦と5/5の横浜ホーム最終戦はアリーナで観戦する事ができなくなってしまいました。


4/24土曜日アリーナ立川立飛、ホーム秋田戦は90-77。有観客ホームラストゲームを勝利で飾り、翌日の無観客試合も93-75と連勝となりました。



アルバルクは21日水曜日21点差のリードを守りきれず横浜のゾーンプレスに敗れており、その前の北海道戦でもプレスに苦しめられています。


今節アルバルクがプレスディフェンスを得意とする秋田を相手にどの様な戦いをするのか、注目するところでした。


【アルバルクのプレス対策】


ゲーム1の試合後ルカHCは横浜に逆転負けを屈した原因となったゾーンプレスを覆す勝利に「ゾーンプレスに対する対策はしっかりしてきた」と語りました。



それを示すようにこの日のアルバルクのターンオーバーはわずか4つでした。取られたオフェンスリバウンドは10本です。


特にボール運びの部分では激しく当たってくる秋田ディフェンスに対してしっかりファイトいていたように思います。また、ポイントガードは2ガードを多用して特にフィジカルの強い津山尚太を起用した事はプレス対策の一端であったのだろうと考えます。


ハーフコートまでハンドラー2人がボールを運ぶと

マークの薄いフロントコートでケビンがフリースローラインあたりでボールを受け、ゴールをうかがいます。



素早いトラジションを見せる事で相手のプレスを躊躇させる効用はありました。


実際アルバルクのファーストブレイクポイントは秋田の3本に対して8本と多くあり、横浜戦の時のようにファーストブレイクを出せずに止まってセットオフェンスを組むことよりも、プレスを突破すれば即得点につながるプレスの弱点をついていく姿勢を出した効果は高かったと思います。


【インサイドプレーの不安】


今のアルバルクも秋田もリーグの中ではインサイドにウィークポイントを持つチーム同士です。


アルバルクはアレックスを、秋田はコールビーを怪我で欠いています。両チームとも5番プレーヤーを失い3番よりの4番プレーヤーであるデション、秋田はカーター。5番寄りの4番プレーヤーのケビン、秋田はデイビスがその代わりを担っています。



この試合ペイントでの得点はアルバルクが50、秋田が36でした。ゲーム2では逆転してアルバルクの30に対して秋田は44でした。


両チームはインサイドでは差があまりなかったように思います。


CS出場がまだ断たれていないアルバルクは今後川崎のビッグラインナップ、千葉のビッグマンと対戦します。


帰化選手ビッグマンを擁するチームに対しては明らかにインサイドで劣ってしまいます。


勝たなければならない上位チームとの対戦では今まで通用していないローポストでのダブルチームだけでの対策では不安が残るところです。


【アルバルクのドライブアンドキックアウト】


今節秋田を苦しめたアルバルクのオフェンスのポイントはドライブからキックアウトしてのスリーポイントシュートの確率の高さでした。

誓哉、元基のPGや大貴、オチャのペリメーター陣がドライブからキックアウトしてデション、ケビン、須田、誓哉、元基などどこからでも高確率でアウトサイドから決めることができるのが今のアルバルクのストロングポイントです。


これが決まるとチームが乗っていきます。

強い時期のゴールデンステイトウォリアーズのように残り試合を上位に対しても圧倒してほしい。


24日の有観客ホームラストゲームで会場からは沢山のメッセージボードが掲げられました。そこに記されていたのは、


「NEVER GIVE UP!」



photo  kii