2020年11月7日、8日、アリーナ立川立飛にてアルバルク東京vs.滋賀レイクスターズ戦が開催された。

毎試合、生で試合を見ることが楽しみではあるが、その中でも特に楽しみであり、いつも複雑な気分で観戦する対戦カードだ。




みなさんは滋賀バルカーズと言う言葉を聞いたことがあるだろうか。滋賀レイクスターズとアルバルク東京を応援するブースターのことを界隈ではそのように呼んでいる。

そもそもの始まりは、元アルバルク東京の伊藤大司選手を応援していたブースターが、伊藤大司選手の滋賀移籍に伴い両チームを応援するところから始まった。

この2連戦、普段は赤T、黒ユニで応援しているブースターがレイクスNo.35を着用している姿を見かけた方も多いかもしれない。

選手のアップ中にこんな一コマがあった。女性がアルバルク時代のNo.35ユニとレイクスのNo.35ユニを半分にし、No.35を作り上げて飾っていたら、アルバルクのザック選手が「いいね〜」と声をかけてくれたと言う、なんとも心温まるストーリー。

アウェイの地に乗り込んでの試合は1勝1敗の痛み分け。GAME1はアルバルクが勝利したものの、最後までどちらが勝つか分からない試合だった。試合終了後、アルバルクのヒーローインタビューが始まる前、会場に音楽が鳴り響く中、先に引き上げたレイクスの選手たち。後ろから聞こえてきたのは誰の声だか分からないが大きな叫び声だった。その声は悔しさからでたものだと、その付近にいたブースターは気づいた。


2019 -2020シーズンは西地区3位。天皇杯決勝トーナメント出場と着実にレベルアップしてきた。期待を寄せる2020-2021シーズンは開幕前に11名中7名が移籍すると言う緊急事態へ。後に発表された当時の社長の言葉にはチーム運営の現実が詰まっていた。そのような困難な中、残留を決めた4名と新加入のメンバーで、今シーズンをむかえている。

2020ー2021シーズン、新外国籍がようやく揃った滋賀レイクスターズは西地区の台風の目になることだろう。

(photo by marie,sachi and yui)