第4Q、思わぬ苦戦の展開でBTテーブスHCが送り込んだのは町田、篠崎とルーキー岡田の3人のガードだった。


Wリーグ第2節9月26日立川立飛アリーナで行われた第1試合、新潟アルビレックスBBラビッツ対富士通レッドウェーブの試合に足を運んだ


新潟は前節日立ハイテククーガーズとの対戦で95対45、112対60と大敗で連敗し、富士通も女王エネオスサンフラワーズに健闘しながらも77対60、80対69で敗れている。

両チームとも3連敗は避けたいところだが、優勝候補の一角の富士通が昨シーズン12位の新潟にまさか苦労することは無いと思っていた。


試合序盤は予想通り代表選手をそろえる富士通のペース。内尾、内野両選手の連続スリーからフォワードを中心に得点を重ねる。新潟はガード宮坂を中心に反撃を試みるが1Q終わって17対30 で富士通が13 点リードした。


2Qに入って新潟ローヤシンのインサイドと千葉のスピードでこのクォーターは互角に渡り合った。前半終わって28 対41。


この差はなかなか縮まらないだろうと言う印象だった。


ところが後半に入って千葉、宮坂のスリー、ローヤシンのインサイドで新潟が覚醒。流れが大きく変わった。(新潟は弱くない!)

3Q残り4分30 秒には48 対48 に追いつき、一時は逆転したのだ。


富士通は東京医療大学でインカレ優勝したルーキーコンビのガード岡田英里とセンター藤本愛妃の活躍で再逆転したが、3Q終わりで54対60富士通のわずか6点リードだった。

このクォーターは26対19で完全に新潟ペースになっていた。


そして最終クォーター。

BTテーブスが繰り出したのが3人のガードだった。

ポイントガードに町田、コンボガードに篠崎と岡田を置き、フォワードに内野、センターに藤本という布陣だ。


3人のガードが縦横に走り、カットを繰り返す。4Qに入っての速い展開に新潟のディフェンスはついていけない!


鮮烈だ。


町田はこの試合に関してはパサーに徹していたようだ。アシストは10 を記録している。

フィニッシュは篠崎のドライブを中心にアウトに岡田、内野がスリーを狙い、広がったスペースにまた飛び込む。


観ている方は胸すく展開だ。


試合を通して富士通はスティールも多く取っている

篠崎、内野が3つ、内尾は4つだった。


新潟はローヤシンと千葉が頑張るもこのクォーター13 対29と引き離され、最終スコアは67対89で試合を終えた。


富士通のスモールラインナップで走るバスケットは見所があった。


プレイオフに富士通が進むことができたなら、トヨタアンテロープスやデンソーアイリスに対して富士通のバスケットがどうなるのか、興味は尽きない。(了)