前半と後半で全くちがう展開になってしまうゲームを間近にし、さらにビッグショットを眼前にして興奮が覚めやられません。

B1リーグ第9節は青山学院大学体育館で東地区6位のサンロッカーズ渋谷が西地区3位の名古屋ダイヤモンドドルフィンズを迎えての対戦です。

ゲームは前半は名古屋の圧倒的なペース。後半は渋谷がそれを追いかける展開でした。

前半滑り出しは、渋谷が関野とケリーの3連続得点で7点リードしました。ここから名古屋が追っていきますが、一度ついた差がなかなか詰められません。


渋谷はプレッシャーディフェンスで安藤周人、齋藤拓実からターンオーバーを誘発してベンドラメやケリーの得点へとつなぎます。一方名古屋は渋谷チャールズ・ジャクソンのターンオーバーからジャスティン・バーレルのペイントアタックで得点したり、安藤のミドル、張本のスリーポイントでその差を詰めていきます。


そしてライオンズのスリーポイントと長距離砲で一気に2点差とした後、エアーズのダンクで14-14に追いつきました。


第1クォーター残り30秒で16-16です。

名古屋は、そこからエアーズの得点、最後に張本のブザービーターで引き離し、16-21と6点差のリードをとりました。


第2クォーターに入っても張本が3本のスリーポイントを射抜きます。第1クォーターの1本とあわせて、撃った4本すべてのスリーを沈めて、今日は張本天傑のヒーローで決まりかなと、思っていました。


その後、両チーム膠着状態でしたが第2クォーター残り3分から今度は狩野の連続スリーポイントが飛び出して、名古屋の得意のスリーポイント攻撃で名古屋ベンチも大盛り上がりです。


このクォーター最後には笹山のマーベラスな超ディープスリーポイントが第1クォーターからの連続ブザービーターで飛び出し、29-50の21点差をつけて名古屋圧倒的有利で前半を折り返しました。


渋谷の何が悪かったのか?

ディフェンスはハードにプレッシャーをかけて名古屋からターンオーバーを獲得しています。

それよりも名古屋のアウトサイドのシュートが高確率で決まるので、渋谷ディフェンスが振られて、つくのがより厳しくなっていた印象でした。


迎えた後半、開始早々名古屋に3連続得点を許した後、伊佐HCはすぐにタイムアウトをとります。


その差27点、ここから、渋谷の大逆襲が始まります。


プレッシャーを強めたディフェンスからターンオーバーを次々と誘発して、外からはベンドラメのスリーポイント、中ではジャクソンが躍動してペイントの得点を稼いでいきます。


「チーム一丸」そんな言葉が自然と思い浮かびます。


スティールをジャクソン、ケリー、石井、マカドゥらがアグレッシブに獲っていきます。


その分ファウルは増えますが、名古屋の得点はこの時間帯は、ほぼフリースローとインサイドので得点のみです。 


第3クォーターは名古屋Dからスリーポイントが消えました。

第3クォーター終了時54-67渋谷は8点詰めました。


第4クォーター、勢いがついた渋谷はディフェンスの強度をさらに加速して安藤、エアーズ、齋藤、ライオンズらからターンオーバーを連発して一気に13-0のランです。


なんと、残り6分28秒、マカドゥのダンクで同点に追いついたのです!


そこからは一進一退です。オフィシャルタイムアウト明けから名古屋はバーレルにボールを集めてインサイドで得点を重ねます。しかしプレッシャーを強める中ファウルがかさみバスケットカウント、フリースローを渋谷に献上してしまいます。


残り1分14秒、バーレルのダンクで80-82、名古屋がリード。ここからはリードチェンジを繰り返し残り時間を睨みながらの戦いです。


残り44秒、バーレルのジャンプショットで83-84

1点差。


残り31秒、ここで飛び出したのがベンドラメのスリーポイント。

たまりません、ここで決めるメンタル。


86-84


残り20秒名古屋笹山がファウルを取られてチェックメイト。


最終スコア88-84で27点差をひっくり返す見事な逆転勝利をサンロッカーズ渋谷が飾りました。


ゲームのあった11月14日は勝負どころを決めたベンドラメの誕生日でした。

自らのバースデーをスリーポイントショットで大逆転勝利に演出しました。


渋谷は簡単には負けないチームに成長しているようです。

photoまりえ