新潟はアウェイ川崎戦で惜しい星を落としました。

第26節川崎ブレイブサンダース対新潟アルビレックスBBとの対戦は接戦の末に81-77で川崎が勝利しました。

第4クォーター残り30秒でロスコ•アレンのフリースローが1本決まって77-77の同点となり、新潟のタイムアウト明け、川崎はエンドから時間を使って攻撃を組み立てました。

ニック•ファジーカスがペイントからのジャンプショットでこの日33点目を沈めました。

残り6.9秒で79-77です。

再度の新潟のタイムアウトの後、最後のポゼッションをボールインの後、左エンドコーナーの西田からゴール下フリーのウォッシュバーンへのパスを送りましたが、パブロ•アギラールにこの日6本目のスティールをされて万事休す。

これを止めに行ったウォッシュバーンが藤井にファウルをしてフリースローにより81-77でゲームセットとなりました。

前節秋田を20点差でやぶり勢いに乗って川崎入りして試合序盤から五十嵐の3本のスリーポイントなどによりリードしていた新潟ですが、第3クォーターからボールシェアしてボールがよく回るようになった川崎はこのクォーター残り3分でニックのロングツーで53-51と逆転します。

そこから第4クォーター最後まで一進一退の攻防を続けて先程の残り30秒の戦いとなりました。

結果を見るとフィールドゴールはお互い30ずつです。そのうちスリーポイントは新潟が8/26に対して川崎は6/23です。

フリースローの決定率がスタッツ上では勝敗を分けているようです。

フリースローは新潟9/15に対して川崎15/17、6点差あります。フィールドゴールに占めるスリーポイントの差が2点なので最終得点の差がフリースローにあることは明確です。

川崎のフリースローはよく入りました。

もちろん、川崎にとってニックの復調とその活躍(33得点12リバウンド)は多大でしたが、もう一つゲームでキーポイントを挙げるとするならば、パブロの存在であったと見えました。

得点こそ4得点で目立ちませんが、リバウンド14本中オフェンスリバウンド6本、先程も触れたスティール6本。これだけで12回のポゼッションをひとりで稼いでいます。つまり24点分のチャンスを川崎にもたらしていたのはパブロ•アギラールその人でした。

彼のディフェンスでの貢献なしに今日の新潟戦の勝利はなかったことでしょう。新潟の機動力のあるロスコ、ウォッシュバーン、ダーラムとマッチアップしてスティール6本は驚異です。

川崎は現在東地区3位(28勝14敗)です。しかしながら4位富山(26勝15敗)と1.5ゲーム差、6位秋田(24勝17敗)まで3.5ゲーム差です。

CS出場枠の争いは西地区の大阪(24勝17敗)も含めて大混戦です。特に川崎は残りゲームで勝率5割以上のチームとの対戦を13戦残しており、例えばアルバルクの残り勝率5割以上のチームとの対戦10 戦と比べると現在の3位と言う順位は薄氷のものです。

これからは各チーム1ポゼッションの獲得を意識して戦うチームが生き残っていくのでしょう。ルーズボール、ターンオーバー、スティール、リバウンド。

小さなプレーの積み重ねが大きな勝利をもたらすことに違いありません。

今後のリーグ戦がますます楽しみです。

photo kii