10月4日日曜日青山学院体育館で行われたサンロッカーズ渋谷対シーホース三河の開幕節第2戦目。

ここで、シーホース三河の変革をまざまざと見せつけられることになった。


Bリーグ開幕節渋谷対三河の第1節は接戦のうちに78対82で三河が勝利した。

昨年の三河は接戦のゲームをことごとく落としていた印象があったが今季は違いをみせたようだ。


開幕節第2戦、渋谷のプレッシャーディフェンスと三河に移籍したシェーファーアヴィ観たさに青学に向かった。

【SR渋谷のアリーナ事情】


今季の青学はアリーナ入場時に検温、荷物検査があり体育館に入場すると飲食ブースはなく、飲み物も会場では手に入らない。持ち込みも水筒とペットボトルのみオッケーなので試合には集中できる。

応援グッズとしては入場時に配られるサンロッカーズ応援のロール式フラッグ(?)コレは秀逸。

もち運びにかさばらず、樹脂製なので破れない。会場の雰囲気全体が黄色くなるのでいいアイテムだと思う。(写真撮るのは苦労したけど)

また、リモート応援システムというスマホをタップすることで「ゴー!サンロッカーズ!」という声援やCLAPが会場のスピーカーから流れるシステムがあった。今季は声を上げての声援ができないので、案外アリーナも、気分も盛り上がる。

相変わらずあざといマスコット、サンディーとメンバーが少し変わったサンロッカーガールズのパフォーマンスのあとゲームは始まった。


【一進一退の展開】


1Qから渋谷は前から当たるプレスディフェンスは健在。ベンドラメ、石井、関野のバックコート陣はしつこく走る。一方、三河はインサイドのガードナー、シェーファーとアウトサイドの川村、金丸が攻撃の的を絞らせずにバランスよいオフェンスを展開する。


渋谷は1Q残り3分でセカンドユニットに変わったがペースは変わらない。

セカンドユニットで目を引いたのは新戦力ダマだ。ペイントでも強いし、ブロックもかます。B3静岡ベルテックスからの短期契約選手だが大物外国籍マカドゥ選手が来日するまでいい補強ができているようだ。

1Qは21対21まったくのイーブンで終えた。


2Qも一進一退の展開は続く

渋谷はユニットを変えながらケリー、ベンドラメ中心に走る全員バスケを展開する。

三河のオフェンスの中心はガードナーのインサイドと金丸のアウトサイドだが、昨年との違いはハリーバック。

ディフェンスに入る時の戻りが早くなった。


このため、渋谷のプレッシャーディフェンスからターンオーバーを誘発させて速攻というパターンをいく分抑えている。

オフェンス後のディフェンス意識が違うように見えた。

前半終わって47対45。一進一退の展開が続く。


【渋谷のプレッシャーディフェンスを切り裂いた】


後半に入った残り7分。三河のPG長野のプレイが渋谷ディフェンスの攻略のお手本だと思う。

シェーファーのディフェンスリバウンドのボールを受けた長野はバックコートから一気に駆け抜けレイアップでファストブレイクを決めて見せたのだ。


プレスがかかる前にボールを運ぶ、1人抜ければアウトナンバー。渋谷ディフェンスの弱点だ。

今年の三河の変貌はここにある。ハリーバック、ハリーオフェンスを心掛けている。昨年は最も速攻が無かったチームの変革は脅威に映る。


今日は事件が起こった。3Q残り6分40秒

渋谷のベンチテクニカルで得たフリースロー。なんとフリースロー成功率97%の金丸が外したのだ。

会場はどよめいた。


それでも、三河は渋谷からターンオーバーを誘い渋谷ディフェンスの綻びを逃さずリードを奪い、3Qを61対71と10点差をつけてみせた。


【ベンドラメ、簡単にやられないハートの強さ】


4Q、重い展開から残り7分、渋谷のベンドラメのスティールからのファストブレイクで反撃が始まった。

野口が連続ポイントで続き、ベンドラメのバスカン、野口のスリーと続いた。

12-2のランで残り4分には77対80の1ポゼッションまで追いついた。


終盤は競り合い。渋谷が追いつけそうでなかなか追いつけない。


残り34秒ベンドラメのレイアップで87対88。渋谷はここまでだった。

最後金丸がフリースロー1本決めて(1本は落とす)試合終了となった。


開幕節2試合を強豪渋谷を相手に競り勝ったシーホース三河。素晴らしい開幕スタートだった。(了)

photoまりえ