我慢して我慢して我慢して第2クォーター最大9点差から第2クォーター終わりにワンポゼッション差に詰めてからは第3、4クォーターはこのワンポゼッション差を行ったり来たり。

最後に田中大貴の劇的なブザービーターでの決着に多くのアルバルクブースターは今までのモヤモヤが晴れた気がしたのでは無いでしょうか。


今季のアルバルクはどうしたんだ。そんな囁きが周囲でも聞かれていて、リーグ戦では現状東地区7位というかつてない苦戦が続いています。

勝利こそが最大の特効薬です。この日の勝利を浮上のきっかけにしてもらいたいものです。




天皇杯第3次ラウンド、アルバルク対サンロッカーズ渋谷戦はヒリヒリした好ゲームでした。

渋谷とのゲームはいつも難しい展開になります。

渋谷のプレッシャーディフェンスにターンオーバーを連発して我慢しきれず流れを持っていかれるとそのゲームは勝てません。


この日アルバルクは渋谷のプレッシャーにミスはしました。パスミス、トラベリング、ラインクロス、5秒バイオレーション。ターンオーバーは合計15個犯しています。渋谷のハードなディフェンスを前にしてはミスをしないことは難しいですが、集中力を持って我慢し続けていました。

しかも前半スリーポイントが入りません。第1クォーターは7回のアテンプトでアレクックスの1本のみの成功でした。それでも我慢して撃ち続けます。

アルバルクは最近隠れスリーポイントチームに変貌しつつあると思います。


渋谷のハードショウディフェンスに対応するには逆サイドエンドラインでフリーになることが多いケビンやオチャにパスを通してオープンを決めることが効果的です。

決まれば渋谷のディフェンスに迷いを生じさせることができます。


ケビンがスリーポイントを最初に決めたのは第2クォーター残り5分1秒。この日それまで5本のアテンプトがありました。決まらなくても我慢して撃ち続けることが大切なのだと思います。この1本入ってからアルバルクの第2クォーター残り2分半の追い上げに繋がったと思われます。


前半は38-40です。そこからは最後まで一進一退の我慢比べでした。第3クォーター終わりにはベンドラメがオチャとの1on1から抜き去りレイアップを決めて50-54です。

第4クォーター始まりで誓哉の連続得点で同点に追いついてからは1、2ポゼッション差でリードチェンジを繰り返します。

アルバルクは今季はファストブレイクが得点に結びつかない傾向があります。一方で渋谷はそのチーム戦略からも言えますが、ファストブレイクは逃しません。この辺りが原因なのかなかなか点差は広がりません。



第4クォーター残り15.9秒誓哉がフローターを決めて72-71で1点リード。渋谷はすかさずタイムアウトをとります。ハーフコートからのリスタートでケリーが2ポイントシュートを成功させました。72-73、残り5.9秒です。アルバルクにはもうタイムアウトは残っていません。エンドから大貴がボールを運びます。ハーフコートを越えて減速、スピードアップ、ベンドラメがついています。ペリメーターでストップ。流れながらジャンプシュート。ブザーが鳴ります。


ボールはリムに吸い込まれていきました。



この日の天皇杯の勝利で後半戦のアルバルクの挑戦が始まります。


まだまだ課題はあります。デションと他の選手とのコンビネーションはまだまだぎこちなく、デションも欲しい時にパスをもらえていないように感じます。

ディフェンスではビックマンに対するダブルチームに行った時のローテーションにはまだ穴があります。


バイウィーク明けの島根戦が大切な戦いになりそうです。