1月の最終の土日、Bリーグ第19節アルバルクは富山グラウジーズとの連戦です。

前節首位宇都宮に連勝して後半戦スタート好調のアルバルクは前回富山との対戦では撃ち合いの末、100点ゲームでの負けを喫しています。


今節はコンディション不調のため富山の王様ジュリアン・マブンガ選手が欠場しています。

アルバルクとしては前回のリベンジも含めて負けられないシリーズです。



第1戦の結果は86-97で富山の勝利となりました。

11点差は全て第4クォーターについたものです。

第3クォーターまで全く互角の展開でした。

第3クォーター終了時には67-67の同点です。


第4クォーター単体では19-30でした。

なぜ富山は第4クォーターに得点を伸ばせたのか?


富山は最終クォーターに調整して自らのストロングポイントを活かし、アルバルクのウィークポイントを上手く攻めて攻略していました。


ハーフタイムに会場で富山推しバスケットボールコメンテイターの井口さんに会いましたが試合後はきっと笑いが隠せなかったでしょう。



【互角の展開から見えてきたもの】


第3クォーターまでは一進一退で互いに譲りませんでした。それまでのオフェンスではアルバルクのオープンを作るチームオフェンスに対して富山のスミス、ソロモン、岡田のワンオンワンを中心とした個人技からの突破で組み立てをしていました。


第1クォーターゲーム序盤、富山はゾーンディフェンスを敷いてきました。しかし今のアルバルクには効きませんでした。(今シーズン前半は宇都宮などにゾーンを敷かれてペースを崩していました)


そこでマンツーマンに戻してソロモンのリバウンドでペースをアルバルクに持っていかせませんでした。


アルバルクは大貴、祥平のシュートタッチがよく、大貴のドライブとミドル、スリー、キックアウトパスからコーナーエンドでオープンを作ってからのスリーポイント。もしくはピックアンドポップからアレックスのミドルやスリーポイントがよく決まるチームオフェンスを展開していきました。スリーポイントは入らなくても愚直にこれを続けて後半に繋げるのが最近のアルバルクのスタイルです。


一方で富山はスミス、ソロモンのオフェンスリバウンドからのセカンドチャンスポイントやパワープレーでペースを渡しません。また、岡田のキレのあるドライブやスリーポイントでの打開で一進一退となります。



第3クォーターに入って見えてきたものは、アルバルクのミスによるターンオーバーや富山のスティールです。


アルバルクはスミスへの対策としてスミスがローポストに入った時にアレックスやケビンのマークマンが寄った時に須田や大貴などのペリメーター陣がダブルチームに行く戦略を取ってきました。


このディフェンスは攻奏する場合もありますが、まだローテーションに穴があります。


スミスはそこを見逃しませんでした。

パスを受けたスミスはダブルチームに寄ってきたところを逆サイドの45度でフリーとなっている岡田や前田に早くパスを出してオープンスリーのチャンスをつくりました。


また、富山の個人技にハードにディフェンスにつくためアルバルクはファウルが混んできます。

富山はフリースローは確実に決めていきました。



富山はアルバルクのミス、ディフェンスの綻び、ファウルとウィークポイントを見逃しませんでした。


【第4クォーター富山のラン】


第4クォーター富山は自らのストロングポイントを活かす戦略にでてこれが効きます。


スミスです。

完全にスミスを軸にした攻撃を展開しました。


スミスのオフェンスリバウンドによるセカンドチャンスポイントやパワープレーは驚異でしかありません。


また、アルバルクにファウルをさせて確実にフリースローを決めました。

元基のスリーポイントファウルによる前田のフリースロー3本は痛かったです。


第4クォーター序盤の富山の8得点はアルバルクには厳しいものとなり、第4クォーターにこのゲームの調整ポイントを遂行し切った富山はゲーム最後にソロモンがアリウープを豪快に決めるおまけまでつけて快勝となりました。



アルバルクとしては今日の第2戦に倍返して掴んだ好調をキープしていきたいところです。