4月24・25日におこなわれた、川崎を迎えてのホーム最終戦。1戦目は57-58と惜敗。
2戦目も67-75と、今シーズン初めての連敗となりました。
負けはしたものの、「このプレーはCSでも楽しみ!」というポイントを、日曜の試合をふり返りながら、書いていきたいと思います。


【比江島選手の2本連続のジャンプシュート】

第1クォーター、前日とは異なるスタメンを組んだ川崎に対し、ピーク選手のリムアタックにスリーポイント、スコット選手のオフェンスリバウンドからのセカンドチャンスなど、10点差としたブレックス。出だしは完全にブレックスペースでした。

けれども、10点差とした直後。タイムアウトをとった川崎は、ファジーカス選手がきっちりロングツーを沈め、さらに、ビッグラインナップに変更。高さの壁が、じわりじわりとブレックスのシュートを決めにくくしていきます。
ファジーカス選手からゴール下へのハイ&ローが決まり、それを防ぐためにファウルがかさむ。第1クォーターは終わってみると、17-17。最後の3分間は、川崎の得点シーンが続いた印象でした。
続く、第2クォーター。ブレックスは川崎の激しいディフェンスによりショットクロックぎりぎりまで追い詰められ、苦しいシュート場面が続きます。また、アギラール選手のダンクや、篠山選手の3ポイントなどで、残り3分06秒には点差は9に広がっていました。


シュートまでは行くものの、なかなか決めることができない。しかし、ここで比江島選手がつなぎます。ピック&ロールからミドルショット、ロングツーを立て続けに沈めました。そして、残り6.8秒、インサイドへのドライブにより長谷川選手からファウルを呼び寄せ、フリースローを得たのです。
第2クオーター、なんとか得点を10に乗せたブレックス。比江島選手の攻めの姿勢が、CSでも確実に必要です。


【遠藤選手、4本のスリーポイント】

ブレックスアリーナ名物の、声援(録音されたもの)が会場に響いた第3クォーター。
よい形で遠藤選手がスリーポイントを放ちますが、惜しくも外れます。反対に、川崎には、辻選手のアシストからファジーカス選手にスリーポイントを決められてしまいます。ここで離されるわけにはいかないブレックスは、ロシター選手のペイントアタックから遠藤選手が1本目のスリーポイントを決めます。ところが、ファジーカス選手のパスカットからそのまま得点を決められて、点差は12。「このままズルズルと点差を広げられてしまうのでは……」という嫌なイメージがよぎりますが、タイムアウトをとった直後にも、遠藤選手がスリーポイントを沈めます。さらに、残り4分19秒でもスリーポイントを決め、このクォーターで一気に逆転できるぞ! と思わせてくれました。(最終クォーターでもスリーポイントを決めています)
しかし、いいところでスティールされたり、ターンオーバーが出てしまったりと、一時は6点差まで詰めていたところが、残り1分36秒にはふたたび13点差に。さらに、ヒース選手、辻選手による華麗なパス回しから増田選手が決めると、ローポストを突かれたテーブス選手のファウルから増田選手にフリースローを2本沈められ、15点差に広がってしまいました。


前日の試合後のインタビューでは「オフェンスに関しては納得のいくシーズンじゃない」と答えていた遠藤選手。それでも、川崎戦の1戦目では、最終クォーター残り1分44秒で最後のタイムアウトをとったあとに、遠藤選手がトップの位置でスリーポイントを打ち抜き、2点差となる最高のシュートを見せてくれました。(久しぶりにブレアリの揺れを感じました……!)
遠藤選手のスリーポイント、CSでも期待です!


【後半のスコット選手のゴール下、ギブス選手の3番起用】

最終クォーター、アギラール選手にスリーポイントを決められて17点差とされてしまったブレックス。
けれども、前半なかなかシュートを決められなかったスコット選手が、オフェンスリバウンドからのバスケットカウントなどにより、気を吐きます。次のオフェンスでもオフェンスリバウンドからフリースローを得ました。
これで勢いを取り戻したブレックス。残り4分30秒には、9点差まで戻すことに成功。さらに、オフィシャルタイムアウト明けのロシター選手のフリースローは2本とも決まり、7点差とします。


今シーズン、個人的楽しみは、コート上のメンバーの組み合わせ。

スタメン、セカンドユニット、という基本のメンバー構成も安定感があってもちろん楽しいのですが、これまで見られなかった選手の組み合わせが見られるのは、どんな化学反応が起こるのか、とてもワクワクします。
それがこの試合、終盤に待っていました。
残り3分14秒、渡邉選手が遠藤選手と交代。コート上にいるのは、遠藤選手、比江島選手、ギブス選手、ロシター選手、スコット選手でした。全員がボールに触り、最後はベースラインからロシター選手が得点。ロシター選手は、このあとゴール下でファウルをもらい、バスケットカウント。3点プレイとすることに成功し、点差を5に縮めとします。ディフェンスに関しては、ファジーカス選手にロシター選手、ヒース選手にスコット選手、そしてアギラール選手にギブス選手という対戦も見ごたえがありました。
けれども、直後に遠藤選手がファウルをコールされ、篠山選手がフリースローを2本決められたことにより、再度7点差。これが痛かった……! さらに、比江島選手が5ファウルで退場。ファウルを得た辻選手がフリースローを2本とも沈め、勝負あり。くやしい敗戦となりました。

この試合、一時は17点差まで広げられるも、何度も差を詰めたブレックス。残り3分からの新たなメンバーの組み合わせは、CSでの対川崎戦でも出てきそうです。
ヒーローインタビューで川崎のアギラール選手は「疲れた。めっちゃ疲れた」と話していました(日本語流暢ですごい)。苦しめていたことは、間違いありません!

両HCが「また戦うのが楽しみ」というこの対決。
帰り道、ブレックスファンの会話をこっそり聞くのが、わたしのひそかな楽しみなのですが、「負けたけどいい試合だった」「観れてよかった」「豪華すぎる初観戦だった(それはすごいことですよと心の中で声かけました笑)」という声が。
毎シーズン、「このメンバーが最高だ」と思いながら、私たちは会場へ足を運び、画面のむこうへ念を送っています。
さらに磨きがかったブレックスがCSでどんな姿を見せてくれるのか、今から楽しみでなりません。しっかり休んでいただき、万全の体制で挑んでくれる姿を、私たちファンは最後まで応援します!